2020年ビジョン

6−b)ネットワークの構築


 青年会議所活動は「明るく豊かなまちづくり」を目指し行動する事であります。そしてその中で私達乙訓青年会議所は「地球市民意識」を伝える為今まさに行動を起こし始めました。

 その事を地域の方々に効率よく伝える為にはどの様な行動が必要になるでしょう。

 今までの乙訓青年会議所の対外活動には活動拠点が2市1町に渡っている事も大きな要因ではあるがビジョン的にも行動的にも一貫性に乏しく2年以上に渡り交流を持ち続けることや交流すべき相手を絞り込む事をすることなくここまで来たことが確固たる深い絆を持った地元の団体を上げることが出来ない要因だったと思われます。

 その事を踏まえ協力すべき行政、団体をあえて意識する段階に有るように思う。

 過去の乙訓青年会議所の事業を検証すると地域に対しての対外事業においてその効果がどれほどのものであったか疑問が残ります。一方、行政が行うイベント的なものはかなりの集客が見られます。これは、単にPR能力の違いとは言い難く、乙訓青年会議所だけが行うものであるのか、より大きな団体や複数の団体が行うものなのかという違いから生じる部分も多いのではないでしょうか。多くの団体と提携することによるスケールメリットは、乙訓青年会議所が単体で「理念」に向かうよりはるかに効率的であり、その影響力は大きいと考えます。

 ここで、スケールメリットを活用するためにもネットワークの構築が必要となります。しかし、闇雲にどの団体と提携しても良いかというとそうでないことは、明白です。ならば、どのような基準で相手を選別し、友好かつ合理的な関係を作り上げればよいのでしょか。それは、乙訓青年会議所が掲げる「理念」に賛同しかつ、私たちの活動に理解がある団体とネットワークを築き始めれば良いのではないかと考えます。

 従来乙訓青年会議所ではネットワークの構築と言うことが皆無と言うほど出来ていなかったと考えます。それは、ただ単に相手先の団体の所在地や代表者の名前を知ることではないのです。それでは、どのようにすればネットワークを構築する、すなわち相手団体から認められる乙訓青年会議所となるのでしょうか。以下の3点を考えてみました。

@各団体の行う事業への参加(要請があれば協力や出向)
A乙訓青年会議所の事業への招待(必要があれば協力依頼)
B行政とのタイアップ(要請があれば協力や出向)
等です。本当の意味で他団体からの協力を得ようとするのであれば得ようとする分以上に相手に対して協力をしなければ決してネットワークは、構築することが出来ないと断言できます。そこで、乙訓青年会議所の短期活動計画としてネットワークの構築=他団体との十分な関係をあげます。
これまでの述べてきた計画を達成する為には今後活動して行く中でネットワークの拡大、構築を進め、「複合したネットワークの構築」は必要不可欠です。
 これまで社会開発担当がいくつかの場所に出向していたり、フェスタやケイジャーズを通して地域の方々に発信してきたものの、それはある一部との関係を作っただけでその後の広がりに関しては結果を残していないのが現実の様です。
 今後のネットワーク活動の方法を検討し、ロム全体で認識、行動して行く必要があります。


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