2020年ビジョン

2−a)自立・共生・創造

 地球市民意識あふれる乙訓という理念は長期ビジョンにおいてまちづくりを行っていく上での我々が念頭に置きながら活動を行う最上の概念であります。同時に理念自体の持つ意味合いからひとづくりにおける最上の概念でもあります。
 理念達成の過程において我々は常にまちづくりとひとづくりの両面を踏まえながら活動を行う必要があります。特に我々自らが地球市民意識を持とうという変革心を持ち続けることが必要であります。
そのような意味からここでは自立・共生・創造という理念をひとづくり(心の置き方)の観点から説明をします。

自立(自立心)

○周りに起こる出来事を自らの責任と捉えることの出来る心
○全ての出来事を自分への恵みと受け止めることの出来る心
○常に能動者であること

 自立とは自ら立つと書きます。自ら立つとはどういった意味なのでしょうか。どんなに苦しい出来事や、つらい出来事が目の前に起こっても動じることなくがんとして立っていられる人を言うのではないでしょうか。つまり、今目の前に起こった苦しい出来事やつらい出来事を他人や、周りの環境の責任に転化するのではなく、自分から発する何らかの原因があって事が起こるのですから、全てを自分の責任と捉え、また起こったことが今自分にとって必要だから起こったのであって、その事を自分にとっての恵みであると受け止める事の出来る強い意志を持った者、言い換えれば、他人の責任にすることなく自らが主体となって動く能動者のことです。

「思いが強ければ人も物も金も集まる。集まらないのは思いが弱いからだ」
   司馬蓮太郎
「自分から笑ったら家庭が明るくなった」
   村岡 兼之
「携帯電話は電源を入れるからかかってくる電源を入れない人には情報はかかってこない」
船井 幸雄

共生(他人を認める、異なりを受け入れる)
○全てのことに「自分一人で出来うるものはない、周りの人の力を借りてはじめてなせることだ」と気づくことの出来る心
○感謝の気持ち
○おかげさまの気持ち

 人は1日に数万回の決断をすると言われています。その決断ですら自分だけで成しえたものではなく、他人の力を借りています。たとえ良いことを行ってすばらしい評価を得たとしても、それは自分ひとりで成しえたものではなく必ず他人の協力や援助があって始めて成しえたものでありますから、常におかげさまという感謝の気持ちを忘れてはなりません。そんな感謝の気持ちを持ったとき初めて他人を認めたり異なった意見や行動を受け入れることが出来るのでしょう。そうして初めて周りの人と共に生きることができます。つまり真の共生が成し得るのではないでしょうか。

「感謝することは受けた恩を世の中にお返しすること」
      飯田 史彦
「みんなみんな地球の上で関わり合って生きている」
      松原 忠康

創造(率先して発信する心)
○全てのことに一番罪なのは無関心であるということに気づく心
○チャレンジ精神

 創造とは自立心や共生心があって始めて成し得るものなのかもしれません。創造力とは独創的に物事を発想したり作り上げたりする力のことです。それは、ただ夢を見るのではなく、周りの出来事に責任を持つことの出来る自立心を持ち、他人と共に感謝しあえる共生心を持つことでその力は発揮されます。自らが無責任ではなく、自分の意見に責任を持ち、他人の意見を無視することなく、JAYCEEとして共に、チャレンジ精神で率先して発信していく必要があるのではないでしょうか。

「この地球上で一番の罪は無関心である」
        マザー・テレサ

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